レジメンタルネクタイが海外との商談に不向きな理由
- 代表 河村
- Jan 15, 2022
- 2 min read
Updated: Feb 13, 2022

今回は「レジメンタルネクタイ」についてのお話です。レジメンタルネクタイとは、斜めに線の入った柄のネクタイです。
レジメンタルとは、英語で「連隊の」という意味です。 由来は、英国の陸軍が連隊ごとに色の違うストライプのネクタイをつけていたことです。
「チーム」を表していたのですね。
そこから派生して、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学では、カレッジごとにオリジナルの柄のレジメンタルネクタイを締めています。
余談ですが、ハリーポッターのネクタイも、グリフィンドールは赤と黄色、スリザリンは緑と白、といったように寮ごとに違うレジメンタルネクタイですね。

したがって、レジメンタルネクタイとは、大学や学校などを想起させるものであり、海外のビジネスマンはつけません。各国の首脳を見ても、ほとんどが無地か小紋柄です。
実は、イギリスのレジメンタルタイは右上がりですが、アメリカのレジメンタルタイは右下がりです。
一般的にスーツ屋さんで扱っているネクタイはほとんどがイギリス式の右上がりです。逆にアメリカントラッドな雰囲気のお店で取り扱っているネクタイは右下がりです。
アメリカントラッドな服装では、右下がりレジメンタルタイを締めると、マニアックな人からは「お、この人は分かってるな」と思われます。
もちろん、日本ではとても人気な柄ですので、日本のビジネスシーンでレジメンタルタイを締める際には全く問題ありません。 しかし、海外の人も集まるようなカンファレンスに参加される際や、海外のビジネスマンの方と商談される際には少し意識されると良いかと思います。 Prism Tailorではネクタイのお取り扱いもございます。 税込11,000円〜販売しております。
「こんなネクタイが欲しいんだけど・・・」 「こないだ作ったスーツに合うネクタイ提案して!」
などなどお気軽にお申し付けください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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